再び

能登半島地震が起きてから、２ヵ月が過ぎました。
また、今月は、東日本大震災から１３年目を迎えようとしています。
さらには、阪神・淡路大震災から２９年です。
あの時から、自然災害の恐ろしさを知りました。
また、自分自身の無力さを感じたのも事実です。
それでも、人は立ち上がっていこうとする。
心の中は、きっとボロボロなのでしょう。
心の傷は消えることはないでしょう。
それでも、取り戻そうと頑張っている人たちが、現実にいます。
自分の育った町並みは、同じようには戻らない。
これから、生まれてくる子供たちは、今、見ている景色が故郷になります。
そのためにも、立て直して再生をしなければならない。
どこが、終着点なのかもわからない。
けれど、人は繰り返しながら築いてきた。
これは、日本だけでなく、世界中で起こっています。
自然現象を止めることはできないけれど、環境にできることは一つ一つやっていければと思います。
言い方をかえれば、私たちの方が、地球という場所を借りているのかもしれない。
そう考えたら、守らなければ住む事もできなくなる。
当たり前の日常が、当たり前ではなくなることを、知っているのだから。
大したことはできないけれど、１人が２人が３人になれば、変わるかもしれない。
そんな小さいことが大きくなることも私たちは、知っている。
失った命、託された命、どちらもかけがえのない命。
ただ、懸命に生きていくしかない。
それしか・・・ないんだと思う。
私たちには。