県内の飲食店などへの時短要請 すべて8日から解除へ

群馬県は今月7日までが期限となっていた、県内全域で酒を提供する飲食店などに対する営業時間の短縮要請を8日から解除することになりました。
一方、県は3密となるリスクが高い場所への外出の自粛や、東京や神奈川など感染者が比較的多い10の都府県との往来は慎重に判断するよう求めます。

これは山本知事が5日、臨時の記者会見を開き、明らかにしました。
それによりますと、県内では、4日までの1週間の1日平均の新規感染者は10.6人と、前の週の24.6人と比べて半分以下となっているうえ、病床の使用率も4日時点で11.6%に下がっています。
このため、今月7日までが期限となっていた、県内全域の接待を伴う飲食店、酒を提供する飲食店、そして、カラオケ店に対する営業時間を午後8時までに短縮する要請を、8日から解除することを決めました。
また、午後7時までとしていた酒の提供も終日可能となります。
そして、県独自の警戒度を県内全域で最も高い「4」から「3」に引き下げることになりました。
これにより、不要不急の外出の自粛要請は解除しますが、引き続き、3密となるリスクが高い場所への外出の自粛や、東京や神奈川など感染者が比較的多い10の都府県との往来は慎重に判断するよう求めます。
山本知事は「およそ2か月にわたり続いた不要不急の外出自粛の要請と営業時間の短縮要請をようやく解除することができた。今後は疲弊した地域経済の立て直しに向けて、一歩ずつ前に進めていきたい」と述べました。

黒岩

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